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特定非営利活動法人 日本クリニクラウン協会
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Clinical Voice 〜病棟からのメッセージ〜

訪問病院の医療スタッフの声を集めて紹介します。

 
●病棟保育士のこえ

「うわぁ〜、来た〜!!でたー!!」とクリニクラウンを知っている子ども達も知らない子ども達も、毎週決まった時間になると合言葉のように口にします。そして、クリニクラウンと初めましての子ども達は後ろから、他の子ども達との様子を見ながら徐々に徐々に近づいていきます。お馴染みの子ども達は、クリニクラウンのポケットをあさり始めたり、「いつもと靴下が違う」と全身チェックを始めたり、中には慌ててベッドに戻り、武器を構え戦闘モードに入る子どもなど、出迎え方は様々です。クリニクラウンは子ども達にとって時には仲間であり、ある時には戦いごっこの相手であったり、不思議な存在であったり、「こういう存在」という固定概念はなく、子ども達が求めている存在に変化をしてくれることで、どの子どもも、会う度に毎回違った『何か』を期待して、近づいて行っているのがよくわかります。

その『何か』とは何なのでしょうか。子どもは遊びの中から生きる力を育んでいくと言われています。しかし、病院においては「薬を飲んだら○○してもいいよ」「検査が終わったら、プレイルームで遊んでもいいよ」など、子どもにとっての遊び中心の生活が治療や痛い事・つらい事の代償としてご褒美的に遊びが得られるような状況も少なくありません。まして、自己表現ができる時間も限られています。 小児医療保険の改訂に伴い、保育士加算がつくようになった影響で小児病棟に保育士を導入している病院が多くなっていることと思います。当院のように比較的、長期入院療養をしている子ども達が多い小児病棟では、子ども達の成長・発達を考慮した関わりが中心となり、その子ども達の前後の様子や性格などから、「今のこの子には、このような関わりが効果的」「今度は、少しステップアップして、このように関わってみよう」など、保育士が先回りをしてその子どもに経験・体験させたい内容を盛り込んだ遊びを誘導することがあります。

子ども達にとって保育士は痛い事・つらい事を行わない安心して遊べる相手であり、医療行為を行わない医療チームの一員であり、それはクリニクラウンも同じです。しかし、保育士とクリニクラウンと決定的に違う点は、クリニクラウンはお馴染みの子ども達にも常にこういう子どもと決め付けずに『今、ここで新しく出会う』という関わりをしているところです。

病棟を訪問する前に15分程度ですが、病棟の状況や、子ども達の様子などを伝えます。最低限の情報をクリニクラウンは把握していますが、病室に入室すると「検査がんばったね」「今日は、一緒にこれをして遊びたいんだって?」など、知っている情報で関わるのではなく、その病室の雰囲気、その子どもが今遊んでいる状況の中から、知っている情報の一歩先に進み、遊びに幅を広げてくれたり、新たに興味がもてるような場を提供してくれたりします。一方的に玩具を出して遊びを作るのではなく、子ども達の今ある姿から小児病棟では少ない自己表現の機会を後押しして作ってくれるような存在でもあります。 子ども達は、クリニクラウンと過ごす、治療とまったく切り離した貴重な時間を得ることで次なる治療へ立ち向かうパワーを充電しています。医療者は病気を治す薬を提供しますが、クリニクラウンは病気を治す為に、心を元気にする、生きる力を引き出す薬を提供してくれます。小児病棟にとっては、欠くことのできない大切なチーム医療の一員です。

 
病棟保育士 青木 理恵
 
 
 
 
 
 
 
 

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