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特定非営利活動法人 日本クリニクラウン協会
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クリニクラウン特別派遣(2011年4月〜2013年3月)の報告
 

日本クリニクラウン協会は東日本大震災の災害支援として、2011年4月から2013年3月まで被災地域を中心とした小児医療施設へのクリニクラウンの特別派遣を実施しました。

 
経緯
2011年3月11日に東日本大震災が発生しました.当協会では、子どもを支援するNPOとしてどのようなことが出来るのか検討しました。小児医療施設へ訪問するクリニクラウンだからこそできる支援の方法もあるのではないかという思いから、被災地域を中心とした小児医療施設へのクリニクラウンの定期派遣が実現しました。
現地の病院へクリニクラウンを派遣したい、子どもたちや家族や医療スタッフなど周りの人たちに笑顔と元気を届けたいと考え、多くの方々からのご支援をいただき、2011年4月よりクリニクラウンの特別派遣を実施することができました。
 
目的
クリニクラウンが定期的に訪問することにより、心的外傷後ストレス症候群(PTSD)などに代表される震災後の心のケアや入院中の子どもたちの不安やストレスを軽減させます。また、医療スタッフと協働し子どもが安心できる療養環境の保持・向上を目指すことが目的です。
 
クリニクラウン特別派遣実績(2011年4月〜2013年3月)
訪問病院 5病院
訪問回数 65回
関わった子どもの数(のべ) およそ1800人
派遣クリニクラウン数(のべ) 132人

■2011年度派遣病院
東北大学病院(宮城県仙台市) 12回
宮城県立こども病院(宮城県仙台市) 11回
茨城県立こども病院(茨城県水戸市) 12回
岩手県立大船渡病院(岩手県大船渡市) 3回
いわき市立総合磐城共立病院(福島県いわき市) 1回
39回
※茨城県立こども病院は、定期訪問先病院であったため、2012年度からは定期訪問という形をとった。

■2012年度派遣病院
東北大学病院(宮城県仙台市) 12回
宮城県立こども病院(宮城県仙台市) 11回
岩手県立大船渡病院(岩手県大船渡市) 2回
いわき市立総合磐城共立病院(福島県いわき市) 1回
26回











 
 
2011年4月.5月の医療スタッフの声
入院中の地震ということもあり、地震の影響による制限を受けた生活を余儀なくされ、制限をうけた生活が長期化しており、子どもたちもご家族も目に見えないところでかなりストレスを抱えていると思う。
子どもたちが感情表出をするいい機会になった。
ご家族が積極的に楽しんでいる様子が印象的で、クリニクラウンを待っていた気持ちが伝わってきた。
カーテンを閉めていることが多かった総室だが、地震以降、カーテンをあけていることが多く、子どもたち同士の会話が増え、人との関わりを持つことで一体感を持っていると思う。今日、クリニクラウンに訪問してもらって改めて、子どもたちの支え合っている様子や人と関わりたいという気持ちが見ることができた。
今後月1回の定期訪問になることに期待している。


クリニクラウンレポート
病棟へ行くと、子どもたちは楽しみたい気持ちを押さえきれない様子で、廊下に出てクリニクラウンの訪問を待っていました。楽しい時間、空間の中にみんなで一緒にいたい。そんな病棟の空気感、子どもやご家族の思いを感じ、今回は部屋全体での関わりを多くとるよう対応しました。子どもたちからの自発的な発言も多く、それを活かしながら遊びに繋げ、関わりを持ちました。

そんな中で、自分の思いを上手く伝える事が出来ない子どもがいました。周りの子ども達に圧倒され、気がつくと輪の後ろの方になってしまう。 それでも一生懸命に遊びに参加してくれていました。部屋全体で遊んだ後も、少し距離を置いて私たちの後をついて来ます。先ほどの遊びが物足りないというより、何かを私たちに伝えたい・・・その子の目からそう感じ取りました。こんな時クリニクラウンは、子どもからの投げかけを大切にしています。子どもと何度もすれ違ったりしながらその時を待ちました。そして、クリニクラウンが病棟を出ようとしようとした瞬間、勇気を振り絞って、子どもがクリニクラウンを追いかけ、「一緒に写真を撮って」と声をかけてくれました。

クリニクラウンは、関わりや遊びの中で、子どもたちが感情を表出しやすい空間、雰囲気を創っていくことを考えながら関わっていきます。特に強い不安や恐怖体験をすると、自分を守る為、感情を押さえ込んでしまうケースがあるからです。遊びの中で、寄り添い、その中で、子どもの自主性を引き出し、子どもの成長と発達をサポートしていく。関わりの中から少しずつ自信と、乗り越える強さを持つ事のサポートが出来たらと思います。

大人たちの不安が、子どもの不安をより強くすることがあります。今後は、周囲の大人たちへの長期的なサポートが必要になり、いかに継続していくかが重要になります。細やかな配慮のもと、丁寧に、時に躍動的に子どもたちの心に寄り添っていきたいと思います。

大沢洋平クリニクラウン
(2011.6クリニクラントより)
 
 
みなさまからの温かいご支援・ご協力をいただき本当にありがとうございました。
2013年度からは「クリニクラウン東北支援事業」と名称を変え、継続して東北地域を応援していきます。これからもどうぞよろしくお願いします。

●クリニクラウン東北支援事業について(2013年〜2015年)

●クリニクラウン特別派遣報告書
 
 
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