子どもの可能性を引き出すイベント開催!あかはなJr.ボランティア~インタビュー体験~レポート
文:塚本真美
今回は2021年3月14日(土)に「あかはなJr.ボランティア~インタビュー体験」を開催しました。
このイベントは、こどもたちがZoomをつかって、クリニクラウンにインタビューをして、それを記事にして発表するというもの。
クリニクラウンの活動をたくさんの人に知ってもらいたという思いで「書く」というボランティアをしているライターボランティアが中心となって企画しました。
コロナ禍、今どんなことができるだろうを形にしたイベントです。
当日は13人のこどもたちが参加してくれました。紙芝居形式で日本クリニクラウン協会の事をわかりやすく説明したり、ニュース映像をみんなで一緒に見たりしてイベントがスタートしました。紙芝居を見ているこどもたちの姿はわくわくドキドキがこちらまで伝わってくるようでした。
そして、メインイベントのインタビューの時間。こどもたちは、3つのグループにわかれてインタビュー体験へ
私のグループは5人のこどもたちが、事前に考えて来た質問を次々と投げかけていました。
「お洋服が古くなったらどうしますか?」
「半袖で冬は寒くないですか?」
「初めて行ったときはどんな気持ちでしたか?」
「知らない人と会うのは緊張しますか?」
「いつも笑っているけど、疲れませんか?」など、
全部で23個の質問にクリニクラウン“う~み”はひとつひとつ丁寧に、そしてまっすぐに答えていました。
こどもたちが他の参加者の子たちの質問やその答えについても一生懸命メモをしている姿がとても印象的でした。
こどもたちがインタビュアーだったからこそ知ることができたクリニクラウンたちの活動への思い。イベントはオンラインだったけれども、実際に会って話をするのと変わらないぐらいの交流ができたような気がします。
それはこどもたちが生み出してくれた“場のちから”に他なりません。まだまだ「会って話を握手して」という事をするのは難しい状況が続きそうですが、オンラインで開催することで遠くに住んでいる人たちが一緒に参加できるというのはこれから実施するイベントのひとつの大きな可能性だなと思いました
。これからもたくさんのこどもたちに出会えることを期待しています。
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<ライタープロフィール>
塚本真美
1977年大阪府堺市生まれ、堺市育ち。2000年春、社会人になる時に内側からNPOを支える存在ではなく、外側から支えられる存在になろうと考える。様々な職を転々としながら、NPOの色んな活動に参加し暗中模索の20年を過ごす。そんな中でこの「つながる編集教室」に出会う。書くこと、伝えることを学び社会に貢献する一助になればと応募し現在に至る。まだまだ旅の途中。