【理事長挨拶】協会設立15周年を迎えて
時間のたつのは実に早いもので、2005年に産声を上げた日本クリニクラウン協会も本年で15周年を無事迎えることができました。
当初からオランダのクリニクラウン活動を参考にしてきましたが、手探りの状態から、我が国での在り様を追及してきました。紆余曲折を経て今日を迎えることができたのは、協会関係者ならびに支援者の皆様のご理解、ご努力のお蔭であり、この場をお借りして、改めまして感謝、御礼を申し上げます。
わたしたちの理念は”Children First”です。社会・経済情勢の影響に翻弄されることなく、その在り様をこれまで追求してきました。生まれた子供たちは思春期を迎えてAYA世代となります。そして、Children Firstの精神はAYA世代へと繋がり、さらに成人、高齢者へと続くのです。この繋がりが当たり前になる社会が成熟社会であり、“ゆりかごから墓場まで”安心・安全・平穏で笑顔にあふれた世の中を実現したいと考えています。
この夢を実現するためには、協会の財政基盤の確立が不可欠です。盤石の体制作りの一環として、全国6ブロック支部を擁立し、全地域を網羅できる派遣事業の拡大・充実が今後の大きな課題であると考えています。新型コロナ禍は、まさにピンチをチャンスの機会であり、クリニクラウンのWeb訪問も実現しました。
5年後の20周年には、どのような協会に様変わりしているのか、今から楽しみにしていますが、広い宇宙から眺めることになるのかな？ o (^o^)o
2020年10月22日
理事長 河 敬世