第4回HealthcareClowningと療養環境を考える多職種勉強会 開催決定
第4回HealthcareClowningと療養環境を考える多職種勉強会
あそびは無限! 病児の明日を考えるわたしたちのチャレンジ!
病気や障害を抱えるこどもたちと家族を支えるためには、社会全体が“成熟”することがとても重要です。すべてのこどもがこどもらしく、笑顔ですごせる社会を目指すために、「第4回Healthcare Clowning と療養環境を考える多職種勉強会」開催します。
長引くコロナ禍で、あらためて気づくことができた、こどもの成長に必要なあそびの可能性、それぞれの専門職の方々のチャレンジ、今後の展開などを療養環境に関わる多職種の方々から、体験を交えてお話しいただきます。ワークショップでは、遊びの時間を体感して、誰もが心の中にもっている“わくわくドキドキ・こども心”を思い出し、明日からのパワーになればと考え、企画しました。
チャレンジし続けることで得たたくさんのアイデアや成果を聞いて、みなさんと交流しながら、ともに次のステップへ!ピンチをチャンスに、新しい未来に向けて智恵を出し合う大人たちの勉強会になることを願っています。
日程:1日目 2022年9月3日(土)10時 ~16時
2日目 2022年9月4日(日)10時 ~16時
募集人員:1日目60名 2日目60名
参加費:1日目3,500円 2日目3,500円 両日5,000円
※「学ぼうセット」として当日使用する資料やグッズ、あか鼻をレターパックにて送付します。
(8月25日までに申し込んでいただいた方限定)
※若干プログラムに変更がある場合がありますのでご了承ください。
※後日、申込者のみ限定配信という形でアーカイブ動画をアップします。(ディスカッションやWSにつ いては一部動画配信できない場合がありますのでご了承ください)
※クリニクラウン訪問先病院・施設の方はご招待(無料)を検討しています。別途申し込み方法を病院施設・団体の連絡窓口の方にお送りしますので、ご確認ください。(8月20日ごろ決定)
申し込み( Peatix サイト申し込みページより申し込みください。)
https://cliniclowns202209.peatix.com/view
【9月3日(土)わくわくの一日目】
★ 午前の部( 10:00~12:30頃)
ご挨拶と問題提議 「コロナの渦の中で、成熟社会を目指して、わたしたちができること」
認定NPO法人日本クリニクラウン協会 理事長 河 敬世氏
病気や障害を抱えるこどもたちと家族を支えるためには、社会全体が“成熟” することがとても重要です。 多様性”diversity” と異質性“Heterogeneity” をキーワードに、新型コロナウイルスの感染拡大の影響 をうけるなか、成熟社会を目指すために一人ひとりができることを皆さんと一緒に考えていきましょう!
「退院から安心して地域で暮らしていく為の医療的ケア児コーディネーターの役割」
株式会社ノーサイド 代表取締役 中西 良介 氏
今まで医療的なサポートで安心して過ごしていた入院生活から、地域へ戻るために準備しておかないといけない事や必要な事とは?医療的ケア児コーディネーターの役割とはいったい…
などを一緒に考えながらお話させていただきます。
「コロナ禍での小児病棟での取り組みとこれからの挑戦」
日本大学医学部附属板橋病院 保育士のみなさま
小児病棟に入院しているこどもたちがコロナ禍どのように過ごしてきたのか?コロナ禍でのこどもたちの療養環境を支える取り組みや病棟保育士としての挑戦として、クリニクラウンと共に行ったオンラインプログラム開発についてお話します。こどもたちのための遊びの大切さなどについてみなさんと一緒に考えていきたいと思います。
12:30~13:30 ランチ休憩
13:00~13:20 わくわくランチョンタイム
(クリニクラウンなりたいあなたへ、先輩クリニクラウンへの質問タイム)
★ 午後の部(13:30~16:00)
「難病の中高生におけるTSURUMIこどもホスピスの取り組み」
TSURUMIこどもホスピス 保育士 川戸大智 氏
TSURUMIこどもホスピスは「やりたい」を「できた」に変える日本初のこどもホスピスです。生命を脅かす病気の子どもの学び、遊び、憩い、やってみたいと思うことを叶え、その子の「生きる」を支えるための「第二のお家」です。今回は「好きでつながる」「友達と一緒に」をキーワードに中高生支援の取り組みについてお話します。
「クリニクラウンと考える”こども支援”」
認定NPO法人日本クリニクラウン協会
クリニクラウンと一緒に病気や障がいを抱えるこどもたちやきょうだい・家族を支えるために大切なことについて、グループにわかれて話し合います。
いろいろな職種や立場の方と一緒にディスカッションを通して、大切なことを深めていきましょう。
「心をつなぐ歌の力 心魂オンラインデリバリー パフォーマンスの挑戦!」
NPO法人心魂プロジェクト 共同代表 寺田 真実
ワクワク・ドキドキ・感動は全ての人に等しく与えられた権利であるという理念の元に、劇団四季出身俳優や元宝塚歌劇団女優を中心として、「劇場に行くのが困難な難病の子ども達へ生のパフォーマンスを」と、小児病棟にも素敵なパォーマンスを届けています! コロナ禍、生の公演が中止となった中でも、≪心の孤立≫を防ごうと、オンラインで毎日配信を続けており、創意工夫の中で感じる「歌の力」「心のつながり」についてお話するとともに、皆さんにもミニWSを通して体感してもらえたらと思っています。
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【9月4日(日)ドキドキの2日目】
★ 午前の部( 10:00~12:10 頃)
「病院の子どもの権利と院内学級における子どもの支援」
昭和大学大学院保健医療学研究科 准教授 副島 賢和氏
1988年病院のこども憲章がヨーロッパの会議で合意されました。日本においてもこの憲章を参考に、子ども専門病院や自治体において子どもの権利の条文が作られています。病気のある子どもの権利について考えてみませんか?
「心と心の距離をつなぐ赤い鼻」
Clown One Japan クラウンアンバサダー 金本 麻理子 氏
コロナ禍となり、毎日の生活もスタイルも様変わりし制限が出てきたり、昨日までは当たり前と感じていたことが当たり前ではない事態となりました。とは言え、それだけに何が大切なのか、何が必要なのかが見えてくる日々となりました。クラウンの活動が大幅に制限される中でも小さな喜びを感じて、未来への希望を繋いでいるところです。「いまを生きる」というクラウンの本質を大切にしながら、いま私たちクラウンにできることで、未来の可能性をみなさんと共に考えていきたいと思います。
12:10~13:20 ランチ休憩
12:45~13:15 わくわくランチョンTime
(日本クリニクラウン協会や団体からのおしらせ~あなたができることをみつけてみよう!)
★ 午後の部(13:20~16:30)
「すべての人に星空を!一緒に星を見た経験がきっと心の支えになる」
一般社団法人 星つむぎの村 代表理事 高橋 真理子氏
普段、星空を見るのが難しいこどもたちやそのご家族、ケアに関わる人たちにも、星をみてもらいたい。美しい星空をみながら心を開放するとともに、広大な宇宙に生きる奇跡を実感できるプラネタリウムを、病院や施設や自宅など、どこでもお届けし、同じ星空のもと、さまざまなこどもたちが集う場をつくっています。コロナ禍での取り組みや、こどもたちや家族との交流から学んだことなどを、お話しします。
「コロナ禍、病気のこどものきょうだいたちの心に寄り添うために」
NPO法人 しぶたね 理事長 清田 悠代 氏
病気の子どもの「きょうだい」のためのNPO法人しぶたねの「しぶ」は「シブリング(sibling:きょうだい)」の「しぶ」。きょうだいたちが安心していられる場所や、安心して話ができる人が、どんどん増えるように、その「たね」を蒔いていこう!と、2003年に生まれました。コロナ禍、感染対策や生活の変化の影響など様々な制限の中でがんばっている病気のこどもたちのきょうだいのことをテーマにお話します。
「あそびは無限!オンラインイベント「宝探し」を体験!」
認定NPO法人日本クリニクラウン協会 クリニクラウントレーナー 川島 由衣氏
「クリニクラウンとみんなでWebあそぼう」を体験!?
そして、グループに分かれてWebの可能性や面白さ、魅力などについてディスカッション!クリニクラウンからは、どんなことに気を付けてオンラインでかかわっているのか? 具体的なWeb活用方法や実際のこどもたちの反応についてお話します。
あそびは無限!オンラインでのあそびの可能性や面白さを体験し、それぞれの活動に活かしてもらいたいと思っています。