2021年度 第2回目クリニクラウン研修会報告
緊急事態宣言が明けたため、久しぶりに実際に顔を合わせての研修会でした！
前半は、クリニクラウンが大切にしている“ペア”での動きを重点的にした、身体を動かすトレーニング。Web訪問とは違い、360°見られていることへの意識や、ペアで動くことのおもしろさや難しさなど、実際の病院訪問時の感覚を取り戻していきました。久しぶりにみんなと一緒に大きく身体を動かすだけでも、すごく刺激になりました。
後半は、実際に病院訪問をしているクリニクラウンが中心となり、訪問再開に向けて、まずは現在の訪問の様子や実際どんなことに気を付けてこどもたちと関わっているかを話し合いました。その後、病室でのこどもたちとの関わりを実際に疑似体験（ロールプレイ）しました。
こども側で参加していたメンバーからは、「実際に体験してみて、改めてクリニクラウンとこどもの関わりを体感できてよかった。接触ができない中でも、充分楽しめる。今日感じた想いやアイデアを訪問に生かしたい！」という意見もあがりました。今回はこども側だけでなく、スタッフさんの立場も体験してみることで、また違った視点でクリニクラウンとこどもたちの関わりを見ることができました。
ロールプレイの中で出た遊びを、「もっとこうしたらいいとおもう！ちょっとやってみていい？」と、よりよくブラッシュアップするために、お互いでアドバイスをし合ったり、「こどもの立場だったら、この関わりはこう感じたよ。」と自分の感じたことを伝えあったり…。今まで以上に、こどもたちやスタッフさんに素敵な時間を届けるにはどうしたらいいか、みんなで意見を出し合って考えた研修となりました。
今回の研修で、コロナ禍でも実際に病院訪問に行っているクリニクラウンと一緒に身体を動かしたり、訪問について話合ったりしたことで、より一層、早くこどもたちに会いにいきたいなと思いました！また、Web訪問での関わりが病院でのこどもたちとの関わりにつながることばかりだなと感じたので、実際の訪問に向けて、研修やWeb訪問での経験を活かせるように、日々頑張っていきたいと思います！
【事務局 林（クリニクラウン ゆうゆ）】