【タケダ・ウエルビーング・プログラム「小児病棟のクリニクラウンオンラインイベントのプログラム開発」『宝探し』プログラム報告】
2022年3月7日に、日本大学医学部付属板橋病院で“スプリングパーティー”を実施しました。
この“スプリングパーティー”は、12月に“クリスマス会”を実施した際、終わってからの振り返りで「私たちならもっと楽しくできる!」と保育士さんたちから「もう1度やりたい」と声が上がり実現しました!
月に2回あるWeb訪問の度に、構想を練り、台本は担当の保育士さんが書いてくれて、みんなで「あーしようこーしよう」と色々話し合いながら作っていけました!!
保育士さんの案で、“宝探し”をこどもたちと一緒にしようということになり、事前に“探検グッズ”として、宝の地図と宝物のメダル、工作お面、そして、春なのでイースターエッグの工作キットを贈り、当日を迎えました☆
いよいよ“スプリングパーティー”スタート!!
“ぐんぐん”と“きゃしー”が登場。
この日は、3回に分けて計16人のこどもたちと宝探しを楽しみました。
いつもと違うWeb訪問の雰囲気に、こどもたちはワクワクしているのが画面からも伝わってきました!!
いざ!宝探しに~!
でも!!!クリニクラウンがもっている地図は敗れちゃっています。。。すると。。。
「あるよ~!」とこどもたちが見せてくれました👀
ありがと~!!
ついつい遊んでしまうクリニクラウンたちに「宝探しは~??」と教えてくれたり、
みんなで、大きな岩を「うんとこしょ~!」と持ち上げたり💪
海に落ちたときは、スキューバーダイビングの資格を持っている保育士さんに泳ぎ方を教えてくれて、みんなで泳いで海から脱出!!(これも保育士さんのアイディアです!)
3回のアクセスがありましたが、あそびの中身はこどもたちの年齢や雰囲気で変えながら宝の場所まで進みました。
クライマックスでは、きゃしー怪獣が出てきて、“ぐんぐん”が
「みんなで作ったお面で怪獣を驚かせて退治するぞ~!」
みんなで「わ~!!」と画面に向かって作ったお面をつけてパタパタ怪獣を飛ばそうとしている中、
いつもは率先してやる子が、怪獣の正体は“きゃしー“と分ったからか、あえて退治しないという”キュン“とする一面を見せてくれました。
違うアクセスの回では、お兄さんたちに、「ぜんぜん怖くないし~!」と一網打尽に!!
こどもたちの反応は、ほんとうにそれぞれで、その反応をみてスタッフさんも大笑い!
笑いの絶えない探検になりました😆
みんなのおかげで、宝箱を発見!
でも、、、箱がなかなか開きません。。。
「みんな手伝って~!!」と保育士さんにクリニクラウンのお部屋から宝箱を渡します。。。
すると!!どうでしょう!同じ宝箱が病棟に現れました!!!!(これも保育士さんのアイディア!)
最後、みんなでその箱を開けると宝物のメダルが出てきて、みんなにプレゼント🎁
でも!!宝箱をそっちにおくっちゃったからか宝物がな~い!!と
“ぐんぐん”と“きゃしー”が騒いでいると。。。
「はい!どうぞ!」と画面にメダルを渡してくれました❤
こどもたちの方が、Webでの遊び方をよくわかっています!
こうして、みんなのおかげで、宝探しは大成功!!!!
みんな~!!!ありがとう!!!!
事前に送った、イースターエッグの工作キットも自分だけのイースターエッグを得意げに見せてくれて、みんなとっても上手でした✨
今回のプログラムは、一から病棟の保育士さんと一緒に考えつくっていきました。
参加の年齢も様々で、いつもなら構えて参加するテイーンズの子たちもケラケラ笑って参加してくれていたので、病棟の雰囲気が楽しい空気でいっぱいだったんだと思います。
また、地図があることで、見ながら「お花畑ってことは、もうすぐ宝かな~」と推理していたお兄さんもいたりして、みんなそれぞれで楽しんでくれていたみたいです★
終わってからの振り返りの際は、保育士さんたちと
「あ~楽しかった~!!つかれた~~!!」と
一緒に達成感を感じれたこと、、、、嬉しかったです。
病棟のスタッフさんたちは、日々こどもたちと向き合い、コロナ渦でも“こどもたちがその子らしく楽しく過ごせる時間”を模索しています。
これからも、クリニクラウンとしてできることを精一杯やりながら病棟のスタッフさんたちと連携して「こども時間」を届けていきたいです!!!
今回の“スプリングパーティー”成功の裏には、病棟の保育士さんたちの“想い”があってこそ!
本当に、ありがとうございました。
【クリニクラウン きゃしー】