クリニクラウンへの道のり
クリニクラウンへの道のり
クリニクラウンになるにはどうしたらいいの?
クリニクラウンに認定されるまでには1年間の養成課程を経て、認定試験に合格することが必要です。
クリニクラウンに求められるものは、クラウンならではの表現力とこどもの権利擁護者としての視点など多岐に渡ります。
オーディション
日本クリニクラウン協会が主催するオーディションに参加。
オーディション合格者に対して、クリニクラウンになるための養成研修を行います。
養成研修前期課程(研修生対象/計6回)
クリニクラウンとしての身体表現力や入院中のこどもたちについての理解を深める研修。
研修テーマ
- 表現する身体と感情表現
- 信頼関係について
- 状況判断と距離感
- 声の活用
- 入院中のこどもや家族の理解を深める
- ふれあうこと、セルフケア
- 自分をみつめる
- 即興的な動きと思考
審査
これまでの研修や面談の内容を含めて、次の課程に進めるかどうかの審査を行います。
養成研修中期課程(臨床研修生対象/計6回)
前期課程の審査合格者(臨床研修生)を対象に、病院での実習にむけての研修を行います。
研修テーマ
- クリニクラウンの専門性
- 病院での衛生管理
- 入院中の子どもや家族の理解を深める
- ペアでの動き、コミカルな表現
- 病院での衣裳や道具について
- ロールプレイ(廊下での動き)
- ロールプレイ(病棟・病室でのこどもとの関わり)
病院での実習(臨床研修生対象/計10回以上)
クリニクラウン養成担当者の指導のもと、実際に病院を訪問し、臨床現場での経験を積みます。
研修生の訪問には必ずスタッフが同行し、訪問後に振り返りをおこない、病院訪問での課題を抽出し、養成研修後期課程の研修プログラムに活かします。
養成研修後期課程(臨床研修生対象/計6回)
病院での実習での課題を解決するための研修を病院での実習と同時期に行います。実際に病院訪問をしているからこそ見えてくる自分たちの課題や不安を少しでも解決するために、ディスカッションとロールプレイなどのトレーニングを行います。
研修テーマ
- クリニクラウンの専門性
- 安全に子どもと関わるための前カンファレンス
- 道具の効果的な活用方法について
- ロールプレイ(廊下での動きの検証)
- ロールプレイ(病室でのこどもとの関わりの検証)
クリニクラウン認定試験(研修生対象)
試験合格者はクリニクラウンとして認定され、クリニクラウンとして病院を訪問してもらいます!