クリニクラウンの訪問希望
クリニクラウンの訪問を希望される医療関係者の方へ
クリニクラウンの訪問を希望される方は、「クリニクラウン病棟訪問ヒアリングシート」をダウンロードしご記入の上、メールにて送付ご連絡ください。
メールを確認次第、協会事務局よりご連絡させていただきます。
クリニクラウン(臨床道化師)派遣までの手順
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訪問希望のヒアリングシートを送付
以下から「クリニクラウン病棟訪問ヒアリングシート」をダウンロード。
記入の上、info@cliniclowns.jpへ送付 →メール確認後、担当者から連絡をいれさせていただきます。 -
訪問日程の決定
訪問日程は、病院と協会で協議の上、決定します。
当日のスケジュールも、担当者様と相談して決定します。 -
協会から訪問にむけての事前送付物
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クリニクラウンの健康状態報告書
(健康診断書・抗体検査結果・ワクチン接種証明書など)の提出クリニクラウンは、一般社団法人日本環境感染学会(http://www.kankyokansen.org/)の「医療関係者のためのワクチンガイドライン第2版」に基づき、ワクチン接種などの対応をしています。 -
訪問告知ポスターやチラシクリニクラウンの活動を紹介するリーフレットを送付。(患者様やご家族への説明用にお使いください。)
クリニクラウンの訪問日程を入れたA4ポスターを送付。
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クリニクラウンの健康状態報告書
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訪問当日
<当日のスケジュール(案)>
※時間等は相談の上、決定します参考:クリニクラウンの一日をご覧ください。- 12:30~
- 病院到着
- 12:30~14:00
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訪問準備
- 事前カンファレンス
- 更衣
- 道具の準備、ウォーミングアップ
- 14:00~16:00
- 病棟訪問
訪問終了後に、感想の共有などの時間
- 場合によっては、終了時間を30分延長する場合があります。
- クリニクラウンは2名1組で各病室を個別に訪問し、入院中のこどもの状態により関わり方を変えていきます。
- 病棟訪問終了後、希望があれば、病棟スタッフ向け活動紹介ガイダンス(約45分)を実施することもできます。
<病棟スタッフへのお願い(準備物について)>
- クリニクラウンが着替える控室をご用意ください。
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訪問前、20分程度の事前カンファレンスを行います。
事前カンファレンスの際に、病棟のフロア図をご準備ください。
フロア図を見ながら、こどもたちの様子や衛生面の配慮(マスク着用・感染症の有無・訪問の順番)などを確認いたします。
事前カンファレンスの時間はご都合にあわせますので、当日にお知らせくだい。 - 支援者の方へ訪問の感想などをおねがいしています。
<病棟スタッフ向け活動紹介ガイダンス>
クリニクラウンの定期訪問にむけて、クリニクラウンの活動を多くの病棟スタッフに理解してもらうために、クリニクラウンの活動紹介のガイダンスを実施しています。
団体の理念や目的、具体的な関わりのエピソードや、病棟スタッフからの感想、そしてクリニクラウンが大切にしている「こども理解の視点」など説明させていただきます。
また、医療スタッフの方からの質疑応答なども受け付けます。ご希望の場合は、ご相談ください。
<クリニクラウンの活動にかかる費用について>
病院予算で実施する場合の目安
訪問にかかる費用は、クリニクラウン人件費2名分(約2万円)と事務局からの2名分の旅費交通費を病院側で負担をおねがいしています。それ以外のかかる費用は、協会への寄附金を充当する形で実施しています。(費用についての見積書なども送付可能です。)協会への寄附金・助成金にて実施する場合
寄附金・助成金の状況により、訪問の希望を伺ってもすぐに対応できない場合があります。まずはご相談下さい。 また、寄附金などで実施する場合は、支援者への報告としてクリニクラウンの訪問の感想やこどもたちや家族からのメッセージやイラストなどの提出をお願いしています。
クリニクラウン(2名一組)の病院訪問費用(1回分)は、約3万円~。
これらは、クリニクラウン2名分の人件費、旅費交通費、健康診断ワクチン接種費用などです。
クリニクラウンは、入院中のこどもたちを支える専門職として活動しています。だからこそ、小児がんや心臓疾患のこどもたち、そしてターミナル期のこどもたちと関わることも多く、NICU(新生児集中治療室)やICU(集中治療室)にも訪問しています。そのため、医療スタッフのガイドラインに基づきワクチン接種を行っており、その費用がかかります。
運営に係る費用は、個人や団体・企業からの寄附金や助成金により支えていただいています。
クリニクラウンの訪問についてのQ&A
- 訪問に来てほしい場合はどうしたらいいですか?
- まずは、「クリニクラウン病棟訪問ヒアリングシート」をダウンロードして、記入の上、info@cliniclowns.jpへ送付してください。メール確認後、担当者から連絡をいれさせていただきます。
- 高齢者施設や成人病棟にも来てくれますか?
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クリニクラウンは入院中のこどもたちが対象となっています。すべての人に笑いやユーモアが大切だと考えていますが、現時点では、財政的制約とマンパワー不足もあり、入院中のこどもたちを対象としています。
成人病棟に入院しているこどもについては、希望がありましたら訪問することができますのでご相談ください。 - 風船(バルーン)を使用しますか?
- クリニクラウンは、ラテックスアレルギーや誤飲防止の観点から、病棟訪問の際にはバルーン(風船)は使用しません。
- 感染症対策はどのようにされていますか?
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新型コロナウイルス感染拡大の影響を考え、「新型コロナウイルス感染拡大予防にかかる標準的対策(2020年6月12日)」「新型コロナウィルス感染症にかかる標準的対策(2023年4月5日)」を作成し、それに基づき実施しています。
2021年度からは、PCR検査体制が整ってきており、訪問するクリニクラウンは、毎回PCR検査をうけて、実際の病院訪問を実施しています。
2023年5月からは、PCR検査及び抗原検査については、訪問先病院と相談の上、必要に応じて対応しています。新型コロナウィルス感染拡大時の訪問では、マスク着用やフェイスシールドを着用し、 「クリニクラウンとこどもたちとの遊びの中での接触や道具の受け渡しはしない。」 「医療スタッフの方との接触もなし。」「病棟内、病室内の環境にもできるだけ触らない」など、病棟スタッフとこどもたちと安心安全に関わるための打合せを行い、実施しています。
- 「新型コロナウイルス感染拡大予防にかかる標準的対策」【2020年6月12日作成】
- 「新型コロナウィルス感染症にかかる標準的対策」【2023年4月5日作成】
- 「2020年度版感染症対策マニュアル」【2020年4月1日作成】
- 「感染症対策としての方針(抗体検査及びワクチン接種)【2018年3月更新】
- クリニクラウンは、一般社団法人日本環境感染学会(http://www.kankyokansen.org/)の「医療関係者のためのワクチンガイドライン第3版」に基づき、ワクチン接種などの対応をしています。
※訪問先病院から、「新型コロナウイルス感染拡大予防にかかる標準的対策」が とてもよくできているので、病棟内のボランティア活動の際にも役立てたいので公開してほしいという要望があり、公開いたします。上記赤文字のタイトル名よりダウンロードしてください。
また、クリニクラウンの研修では、感染症対策についての研修を行っています。
→詳しくは、クリニクラウンの研修へ- ワクチン接種などはどのようにされていますか?
- クリニクラウンは、毎年健康診断を行い、健康診断結果と以下の抗体検査結果及びワクチン接種証明書を提出しています。一般社団法人日本環境感染学会(http://www.kankyokansen.org/)の「医療関係者のためのワクチンガイドライン第3版」に基づき、ワクチン接種などの対応をしています。また、インフルエンザ予防接種を毎年うけています。
- 麻疹
- 風疹
- 水痘
- 流行性耳下腺炎(ムンプス)
- B型肝炎
- 結核検査報告(IGRA検査 /クオンティフェロンおよびT-SPOT)
- 訪問時にはマスクなどを着用してもらえるのでしょうか?
- クリニクラウンは、訪問時には、病院スタッフの指示に従い、マスクの着用やアイガード・手袋・ガウンコントロールなどを行います。そして、感染症対策としてスタッフに対して病棟内マスク着用指示が出ている場合は、同様に対応します。(クリニクラウンは、マスクを着用したままで子どもと関わるためのトレーニングなども行っております。) また、各病室への入室時、退出時には必ず手指消毒を行います。病状により、病室に入らずに窓越しで関わるなどの希望などがあれば、対応することも可能です。当日のカンファレンス(打合せ)時にご相談ください。
- こどもたちをプレイルームなどに集めたほうがいいのでしょうか?
- クリニクラウンは、病室を個別に訪問していきます。プレイルームにこどもたちが自然に集まっていて、衛生面として問題がない場合は、クリニクラウンとみんなで一緒に遊ぶ場合がありますが、特にプレイルームにこどもを集める必要はありません。
- NICU(新生児治療室)やICU(集中治療室)への訪問は可能ですか?
- クリニクラウンは、NICU(新生児治療室)やICU(集中治療室)へ訪問の希望があれば対応することができます。事前に、ご相談ください。